「エルメスバーキンが入荷したので、私が購入してきましょうか?」とインスタなどSNSのつながりだけで、255万円を託し、騙されたというニュースがありました。
エルメスのバーキンの入荷情報のリークは、ほとんどがあてにならないので騙されないでくださいね。
エルメスの顧客以外の一般人がエルメスのバーキンが購入しようとすると、何年も見つけられないといったケースもよく聞く話し。
開店と同時にエルメスのショップに行って「バーキンある?」とたずねても、ショップの店員は必ず「確認する」と言ってバックヤードに確認しにいくようになっています。
買収される恐れがあるから、きっと(表向きには)知らされていないんだろうな。
なんとなく雰囲気で知ってはいるんだろうけど、建前上は知らないと言うしかないってこと。
エルメスバーキンは、購入前からもこういったトラブルがあり、購入後も盗難にあったり、質屋に売られたりして、闇ルートに流されてしまうってよく聞くよ。
人の欲望を刺激してしまう、魔力的なところも、きっとバーキンの人気の所以なんだろう。
そもそも、バーキンのバッグって、エルメスの社長が乗った飛行機に、たまたま居合わせた女優&歌手のジェーン・バーキンのカバンを見て、「持ち物が多いのに小さくってモノが入らなそうだな…」って作ってあげたのがきっかけ。
ちょっとした親切心だったのに、こんなにも値段も高く、リスクも高いバッグになってしまうなんて。
当のジェーン・バーキンはそんな高級バッグを踏んずけて、汚して使ったというのだから、なお面白いエピソードが加わった。
ストーリー性がより、バーキンの価値を上げたんだな。
私なら、人に注目を浴びたくないので、もしエルメスのバーキンが手に入っても、速攻でブランド買取店に売ってしまうだろうな。
中古でも特に人気の形や限定モデルはプレミアムがつくので、エルメスバーキンを求める人は後を絶たない。
それを、逆手に悪い人が儲けようと画策するっていう話も。
そんなエルメスバーキンは人が選ぶのではなく、エルメスのバーキンが人を選んでいるように思える。
甘い誘惑に惑わされないように気をつけましょうね。